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旅立ちの島唄 十五の春

よかったぁ


全くノーマークの作品だったけど、映画館からのメルマガを読んでなんとなく観てみたくなったので、スケジュールが詰まっている中、この日は映画のはしごをすることに。
お昼はこの作品。

南大東島の少女のお話。ちょうどこの日の夜、家に帰ったら沖縄の別の離島の中学生の男の子が出てたんだけど、どちらも島に高校がなく進学するには島を出てゆかねばならないということだった。
世界の都市部はどこも個性が薄れてきているし、日本も全体的に均質化しているって思っていたので、この島の実情や風土・風習、暮らしぶりには驚くことばかりだった。

主人公の少女の人生はままならなくて、様々な思いを抱えながら成長する様が抑えた演出で淡々と語られる。
おせっかいなほど近い距離感や近いけど言葉足らずだったり、厳しいけど暖かさのこもった言葉、などなど周りの人々や主人公の心情がナチュラルで静かに心に響いた。甘酸っぱくてほろ苦い、どこか懐かしいようなテイスト。
厳しい環境下では子どもたちは早く大人になるんだなぁ。

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2013年/日本映画/1時間54分/カラー/配給:ビターズ・エンド

監督+脚本:吉田康弘
製作:原田知明/玉城惇博/市川透/定井勇二/板東浩二/白石弘幸/豊平良孝
撮影:木村信也
編集:村上雅樹
美術:古積弘二
音楽:きだしゅんすけ

出演:三吉彩花/大竹しのぶ/小林薫/早織/立石涼子/山本舞子/照喜名星那/上原宗司/手島隆寛/小久保寿人/日向丈/松浦祐也/若葉竜也/野吾沙織


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テーマ : 映画レビュー
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トイレット toilet

いいんじゃない?


ばーちゃんを全く喋らせないことで、「言葉は通じなくても心は通じる」ということを分かりやすく描いていた。
・・・というか、人は誰かを前にして自分と向き合い日々成長してゆくもの、ということなのかな。

取り立ててすごいってことはなかったけど、ラストまでほんのーりおかしくて、ほんのーり暖かい作品。
レイが欲しい物必要な物が全部同じ値段ってとこが妙に可笑しかったが、これは同価格の物を並べて天秤にかけさせ、その時の彼の価値観を量っていたのかな。

餃子が無性に食べたくなった。

2010年/日本+カナダ映画/1時間49分/カラー/ヴィスタサイズ/SR-SRD,DTS,SDDS/配給:ショウゲート=スールキートス

監督+脚本:荻上直子
製作:小室秀一/木幡久美/ショーン・バックリー
製作総指揮:尾越浩文
撮影:マイケル・レブロン
美術:ダイアナ・アバタンジェロ
音楽:ブードゥー・ハイウェイ

出演:アレックス・ハウス/タチアナ・マスラニー/デイヴィッド・レンドル/サチ・パーカー/もたいまさこ


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つみきのいえ LA MAISON EN PETITS CUBES

よかったぁ


すごく短くて台詞もない作品だけど、おじいさんがアルバムをめくるように沈んでしまった部屋を1階1階もぐって行く度になんだか切なくなって泣けた。
やわらかい色彩とアニメーションの揺らぎもいい。
小学2年生の姪っ子に見せたら、「(亡き奥さんのワイングラスに注いだ)あのワインは誰が飲むの?もったいない」と、涙も吹き飛ぶ現実的なコメントが発せられた。
ある程度いろんな時代を過ごした大人でないと分からないよね。

2008年/日本映画/12分/カラー/配給:株式会社ロボット

監督:加藤久仁生
脚本:平田研也
音楽:近藤研二


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第9地区 DISTRICT 9

いいんじゃない?

アカデミー賞に何かがノミネートされて映像が流れたのを見た時、コメディだと思っていた。
で、観に行ったら全然違った。笑うとこなんて、ほとんどなかった。

すんごいエゴイスティックな登場人物満載な作品。
主人公ヴィカスは全然共感できる人物じゃないし、難民エイリアンはグロテスクだし、腕がもげ肉片飛び散り凄まじい画面で・・・それだけ聞くといいところ無しな印象だけど、怒涛のストーリー展開に圧倒されたまま終わった。
エイリアン親子の危機を助けたヴィカスに人情が残っている姿を見せていたが、どうせならエゴむき出しなまま突っ走ってほしかったな。自分が人間に戻るために彼らを助けたってのもあるかもしれないけど。

まぁ、どっかのヒーローものみたいに勧善懲悪ではない、というかそういうものは存在しないってことが描かれていて、エイリアンだのなんだの荒唐無稽にみえてその世界は実にリアルだった。

2009年/映画/1時間51分/カラー/ヴィスタサイズ/SR-SRD,DTS,SDDS/配給:ワーナー=ギャガ

監督:ニール・ブロムカンプ
脚本:ニール・ブロムカンプ/テリー・タッチェル
製作:ピーター・ジャクソン/キャロリン・カニンガム
製作総指揮:ピーター・ジャクソン/ビル・ブロック/ケン・カミンズ
撮影:トレント・オパロック
編集:ジュリアン・クラーク
美術:フィリップ・アイヴィ
音楽:クリントン・ショーター

出演:シャルト・コプリー/デヴィッド・ジェームズ/ジェイソン・コープ/ヴァネッサ・ハイウッド



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Dr. パルナサスの鏡 The Imaginarium of Doctor Parnassus

よかったぁ


今回はよい形でイマジネーションの世界が作品に反映されていた。
悪魔との賭けがイマイチ解り難かったけど、『ブラザーズ・グリム』で堪え難かったキャラクターやストーリーの陳腐さがその一歩手前の絶妙なところで留まっていた。
そういう余計なところに捕われずに、単純に創造の世界を楽しめたので満足。
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撮影の途中で亡くなったヒース・レジャーに代わり欲望の世界ではジュードくんほか2人の俳優が同じ人物を演じている。この作品のヒースはとても魅力的で、まだまだこれからという若さでこの世を去ったことが本当に惜しい。

2009年/イギリス+カナダ映画/2時間4分/カラー/配給:ショウゲート

監督:テリー・ギリアム
脚本:テリー・ギリアム/チャールズ・マッケオン
製作:エイミー・ギリアム/サミュエル・ハディダ/ウィリアム・ビンス
製作総指揮:ディブ・バロウ/ビクター・ハディダ
撮影:ニコラ・ペコリーニ
編集:ミック・オーズリー
美術:アナスタシア・マサロ
衣装:モニク・プリュドム
音楽:マイケル・ダナ/ジェフ・ダナ

出演:ヒース・レジャー/クリストファー・プラマー/リリー・コール/アンドリュー・ガーフィールド/ヴァーン・トロイヤー/ジョニー・デップ/ジュード・ロウ/コリン・ファレル/トム・ウェイツ


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タンポポ

いいんじゃない?


豪華キャストでみんな若い!(笑)

食べることへの情熱にあふれた作品。
たんぽぽが傾きかけたラーメン屋を修行して立て直すまでを主軸に様々な食エピソードが繰り広げられる。
エネルギッシュで軽妙で単純に面白い。

1985年/日本映画/1時間55分/カラー/配給:東宝

監督+脚本:伊丹十三
製作:玉置泰/川崎隆
撮影:田村正毅
編集:鈴木晄
美術:木村威夫
音楽:村井邦彦

出演:山崎努/宮本信子/役所広司/渡辺謙/安岡力也/桜金造/池内万作/加藤嘉/大滝秀治/黒田福美/洞口依子/津川雅彦/加藤善博/松本明子/村井邦彦/久保晶/高橋長英/粟津潔/加藤賢崇/榎木兵衛/橋爪功/上田耕一/高木均/竹中直人/関山耕司/辻村真人/大沢健/田中明夫/北見唯一/嵯峨善兵/藤田敏八/井川比佐志/三田和代/原泉/田武謙三/林成年/中村伸郎/大友柳太朗/岡田茉莉子


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チェ 39歳 別れの手紙 CHE

いいんじゃない?

前編を観た40分後に本作を観た。
後編は淡々と、ひたすら淡々と時間の流れに沿いゆっくりと終焉に向かうのを静かに見つめている。
軍事独裁政権を倒すという目的、その達成と失敗がそれぞれ前後編で描かれる。前編が"明"で後編が"暗"。その明暗を分けたものは民衆である。
ボリビアでは無知と恐れによる裏切りにより、民衆の力を得ることが出来ず孤立し追い詰められていく。
世の中皆ゲバラのように自分を律し、奉仕の精神を持ち、見返りを求めず向上心があれば共産主義も成り立つだろうしボリビアで人々の助けを得ることも出来ただろう。しかしほとんどの人々はそうではなかった。悔しいけれどそれが現実だ。
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ゲバラは国のわけ隔てなく、圧政に苦しむ人がいると聞けば自ら駆けつけ自分の命をさらして戦った。うちの母は彼を自己満足者だと言った。たしかに見方によってはそうかもしれないが、(映画を通してしか分からないが)ゲバラは知っていて何もしないことが出来ない性分であり、彼を動かすのはただの自己満足のためではなく自己犠牲だとも感じていないと思う。
社会主義も資本主義も完璧ではなく、だから今も世界はさ迷いより良いシステムを模索している。結局彼が目指したマルクス主義は現実的ではなく、彼の命は志半ばに散った。しかし、信念を貫き全ての人々の幸福のために戦った男がいたという事実こそが、混沌とした時代の希望の光となり得るのではないだろうか。
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そうそう、エンドロールでマット・デイモンの名前を見つけたけど、どこに出ていたのか全くわかんなかった。

2008年/アメリカ+スペイン+フランス映画/2時間13分/カラー/配給:ギャガ・コミュニケーションズ+日活

監督+撮影: スティーヴン・ソダーバーグ
脚本:スティーヴン・ソダーバーグ/ピーター・バックマン
製作:ローラ・ビックフォード/ベニチオ・デル・トロ
製作総指揮:アルバロ・アウグスティン/アルバロ・ロンゴリア/ベレン・アティエンサ/フレデリック・W・ブロスト/グレゴリー・ジェイコブズ
編集:パブロ・スマラーガ
美術:アンチェン・ゴメス
衣装:サビーヌ・デグレ
音楽:アルベルト・イグレシアス

出演:ベニチオ・デル・トロ/カルロス・バルデム/デミアン・ビチル/ヨアキム・デ・アルメイダ/エルビラ・ミンゲス/フランカ・ポテンテ/カタリーナ・サンディノ・モレノ/ロドリゴ・サントロ/ルー・ダイアモンド・フィリップス/マット・デイモン>


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チェ 28歳の革命 CHE

いいんじゃない?


『モーターサイクル・ダイアリーズ』のガエルくんが演じたエルネストのインパクトが強くて、「あのエルネストが、あぁ、あのエルネストが・・・」と妙に感慨深くそしてちょっぴり残念な気持ちで観た。
エルネストの志は素晴らしいが、"武力しかない"という考え方にはやはり同調できない。もちろん彼自身もそうしなくて済むのならと言っているし、机上でものをいうわたしと違いその現実を目の当たりにしている彼からしてみれば、直接的で即効性のあるゲリラこそが軍事政権を倒す唯一の道であったのだろう。
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映画としてはユーモアの欠片も無い。史実に基づき大真面目な人間を大真面目に撮っているので"チェ"に興味の無い人間が観てもちっとも面白くない退屈な作品だと思う。
だけど音楽は大仰で、もう少し押さえ気味にしてくれないかなと耳についた。
ザラついたテクスチャーやモノクロなどソダーバーグらしい映像は好き。
ゲリラ戦とインタビュー、総会の場面を交錯させる構成はちょっと細かすぎ。
これみよがしにドラマチックで派手な映画にされるよりはまだよかったかな・・・。

2008年/アメリカ+スペイン+フランス映画/2時間12分/カラー/配給:ギャガ・コミュニケーションズ+日活

監督+撮影: スティーヴン・ソダーバーグ
脚本:スティーヴン・ソダーバーグ/ピーター・バックマン
製作:ローラ・ビックフォード/ベニチオ・デル・トロ
製作総指揮:アルバロ・アウグスティン/アルバロ・ロンゴリア/ベレン・アティエンサ/フレデリック・W・ブロスト/グレゴリー・ジェイコブズ
編集:パブロ・スマラーガ
美術:アンチェン・ゴメス
衣装:サビーヌ・デグレ
音楽:アルベルト・イグレシアス

出演:ベニチオ・デル・トロ/デミアン・ビチル/サンティアゴ・カブレラ/ウラジミール・クルス/エルビラ・ミンゲス/ジュリア・オーモンド/ホルヘ・ペルゴリア/エドガー・ラミレス/カタリーナ・サンディノ・モレノ/ロドリゴ・サントロ/ウナクス・ウガルデ


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ツォツィ TSOTSI

ま、こんなもん?

スラムに暮らし、暴力や殺人に罪悪感を感じない"ツォツィ"と呼ばれる少年が、奪った車に残された赤ん坊を連れ帰ったところから、良心が目覚めてゆくというお話。
台詞無しの長回しでツォツィを捉えているシーンにさほど意味を感じなかったり、ツォツィに都合の良い流れになっている感はあったけど、現実にこんな世界があるんだということを考えさせる映画としては有りなのかな。
これで彼が殺されちゃったりした日には、陰鬱な気分は免れないので彼の心と未来に微かな希望が残されたことはよかった。
ただ、より良く生きようと思っても、ツォツィと赤ん坊のように生まれた時点でものすごい格差があるという現実。その格差が人の心を荒む一つの大きな要因であり、その現実が変わらない限り希望も再び打ち砕かれるのかもしれない。

2005年/イギリス+南アフリカ映画/1時間35分/カラー/SR,SRD/シネマスコープサイズ/配給:日活/インターフィルム

監督+脚本:ギャヴィン・フッド
原作:アソル・フガード
製作:ピーター・フダコウスキ
製作総指揮:サム・ベンベ/ダグ・マンコフ/ロビー・リトル
撮影:ランス・ギーワー
作詞+作曲:

出演:プレスリー・チュエニヤハエ/テリー・ペート/ケネス・ンコースィ/ゼンゾ・ンゴーベ/モツスィ・マッハーノ/ジェリー・モフォケン


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ジャンル : 映画

時計じかけのオレンジ  A CLOCKWORK ORANGE

いいんじゃない?


のっけから怪しさいっぱい。喋っている言葉は訳分かんないしやっていることはめちゃくちゃだしなんなんだ、と思った。親とは一緒に観れないなーと思っていたら何故か「何コレ?」と半ばあっけに取られながらも母が一緒に観始めて結局最後まで観ちゃったよ。30年以上も前の作品だけどかなり強烈だ。
体制社会の過激で痛烈な風刺なのか。衣装やセットの画作りは面白かったけど、この作品すっごく好きだわーとは思えないな。
マルコム・マクダウェルの表情が面白かったけど、この人この後そんなに活躍はしていないんだね。

1971年/イギリス映画/2時間16分/カラー/配給:ワーナー・ブラザーズ

監督+脚本+製作:スタンリー・キューブリック
原作:アンソニー・バージェス
撮影:ジョン・オルコット
美術:ジョン・バリー
編集:ビル・バトラー
衣装:ミレーナ・カノネロ
音楽:ウォルター・カーロス

出演:マルコム・マクダウェル/パトリック・マギー/マイケル・ベイツ/アドリエンヌ・コリ/ウォーレン・クラーク/ジェームズ・マーカス/マイケル・ターン/ミリアム・カーリン/スティーヴン・バーコフ


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