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街のあかり

いいんじゃない?


んーーー、主人公が全く報われない不条理な作品。
いや、"全く"ではないか。本当に大切な人が見えたのだから。
それに仮に復讐を遂げられたとしても、そしてせいせいしたとしても、それが本当の救いではないのだろうしね。
でも、ラストにちょっとホッとする場面があるものの「現実はこういうもの」っていうやり場のない虚しさのほうが強くて、現実で行き詰っている人は映画でまでも見たくないだろうなと思う。

それにしても、フィンランドって福利厚生のシステムがしっかりしているって思ってたけど、実際映画の中でも簡易の宿泊施設みたいなのが出てたけど、それがイコール国民の幸福度になるとは限らないんだなと感じた。

2006年/フィンランド映画/1時間18分/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーデジタル/配給:ユーロスペース
監督+脚本+制作+編集:アキ・カウリスマキ
撮影:ティモ・サルミネン
美術:マルック・ペティレ
衣装:オウティ・ハルユパタナ

出演:ヤンネ・フーティアイネン/マリア・ヤルヴェンヘルミ/イルッカ・コイヴラ/マリア・ヘイスカネン/カティ・オウティネン/パユ


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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ミックマック MICMACS A TIRE-LARIGOT

いいんじゃない?


『アメリ』にしろこの映画にしろ、監督はいたずらっ子を描くのが好きなのかね。正確には"子"ではなくいい大人なんだけどね。
みんなそれぞれ特技を持っていて力をあわせて巨大な敵と戦う。誰も死なない。懲らしめ方はイマドキ。これは現代の御伽噺なのね。

絵本のように、この作品だけの世界が作り出されていてその辺りはアーティストだなーと思う。

でも、(ノスタルジーなのかもしれないが)マルク・キャロと組んでいた頃のちょっとダークな世界のほうが好きだな。

2010年/フランス映画/1時間45分/カラー/配給:角川映画

監督:ジャン=ピエール・ジュネ
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ/ギョーム・ローラン
製作:ジャン=ピエール・ジュネ/フレデリック・ブリオン/ジル・ルグラン
撮影:テツオ・ナガタ
編集:ハーヴ・シュナイド
美術:アリーヌ・ボネト
衣装:マドリン・フォンテーヌ
音楽:ラファエル・ボー

出演:ダニー・ブーン/アンドレ・デュソリエ/ニコラ・マリエ/ジャン=ピエール・マリエル/ヨランド・モロー/ジュリー・フェリエ/オマール・シー/ドミニク・ピニョン/ミッシェル・クレマド/マリー=ジュリー・ボー/ユルバン・カンスリエ/パトリック・パルー/ジャン=ピエール・ベッケル/ステファン・ビュテ/フィリップ・ジラール/ドゥドゥ・マスタ/アルセーヌ・モスカ/マノン・ル=モアル/フェリシテ・ヌジジョル/ベルナール・バステロ/トニー・ゴティエ/ステファニー・ジェスネル/ノエ・ブーン/ジュリア・グンテル


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マイレージ、マイライフ UP IN THE AIR

よかったぁ


クルーニーかわいそう・・・。いや、正確にはクルーニーが演じたライアンの基盤が揺らいだ心もとない姿が切ないなぁ。
アレックスがとっさに言った、「道に迷った人」というのはあながち間違いではない。考えてみればこの作品に登場するほとんどは目標を失い迷っている人たち。ライアンは、突然の解雇で進む方向が分からなくなった人々の手助けをしていたはずなのに、気がつけば彼自身も迷い人だった。
アレックスは素敵な大人の女性だな、でもどこかで弱さを露呈したりするのかなと思っていたら!いや、だからの余裕だったのかな。確かに弱い女性というか、何もかも揃っている筈なのに満たされない心を抱えている彼女も迷走中なんだろうな。
アレックスと対照的に描かれているもう一人の女性ナタリーは若さゆえの熱さ硬さ正義感、理想と現実のギャップに直面する姿がすっごく分かりやすく描かれているのだけど、厭みなく退屈でなく面白いキャラクターになっている絶妙のバランス感がいい!
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2009年/アメリカ映画/1時間49分/カラー/配給:パラマウント

監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ジェイソン・ライトマン/シェルダン・ターナー
原作:ウォルター・カーン
製作:ジェイソン・ライトマン/アイヴァン・ライトマン/ダニエル・ダビッキ/ジェフリー・クリフォード
製作総指揮:トム・ポロック/ジョー・メジャック/テッド・グリフィン/マイケル・ビューグ
撮影:エリック・スティールバーグ
美術:スティーヴ・サクラド
音楽:ロルフ・ケント

出演:ジョージ・クルーニー/ジェイソン・ベイトマン/ヴェラ・ファーミガ/アナ・ケンドリック/ダニー・マクブライド/エイミー・モートン/メラニー・リンスキー/サム・エリオット/J・K・シモンズ



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マリー・アントワネットの首飾り The Affair of the Necklace

ま、こんなもん?


ヒラリー・スワンクが良いとこのお嬢様に見えない。
枢機卿のピエロっぷりが笑えたけどそれくらいかな。
もっと軽妙で狡猾な描写のほうが面白かったかもしれない。
それにしても人間欲に目がくらむとコロッと騙されちゃうものなんだねー。

2001年/アメリカ映画/1時間58分/カラー/スコープサイズ/ドルビーSRD,SDDS/配給:日本ヘラルド映画

監督:チャールズ・シャイア
脚本:ジョン・スウィート
製作:チャールズ・シャイア/レドモンド・モリス/アンドリュー・コソヴ+プロデリック・ジョンソン
撮影:アシュリー・ロウ
編集:デヴイッド・モーリッツ
美術:アレックス・マクドウェル
衣装:ミレーネ・カノネロ
音楽:デヴィッド・ニューマン

出演:ヒラリー・スワンク/サイモン・ベイカー/ジョナサン・プライス/エイドリアン・ブロディ/ブライアン・コックス/ジョエリー・リチャードソン/クリストファー・ウォーケン


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マン・オン・ワイヤー MAN ON WIRE

ま、こんなもん?


正直、映画としてはどうかなぁとは思う。

いたずらっ子がそのまま大きくなった、みたいな仲間がこれだけいて協力してくれてこんなことができちゃうというのはなんかいいな。

高層ビル間の綱渡り、アウトサイドから見れば単純に「わー、すごい!」だとか「人騒がせな」などと派手に見える行為だろうが、彼自身にとっては外部をシャットアウトした自分だけの世界、誰にも侵されることのない孤独がビルの間にはある。そのある種、心地よい孤独感を味わいたいという気持ちには共感。

2008年/イギリス映画/1時間95分/カラー/配給:エスパース・サロウ

監督:ジェームズ・マーシュ
製作:サイモン・チン
撮影:イゴール・マルティノビッチ
音楽:マイケル・ナイマン/ジョシュア・ラルフ

出演:フィリップ・プティ/ジャン=ルイ・ブロンデュー/アニー・アリックス/ジム・ムーア/マーク・ルイス


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マンハッタン殺人ミステリー MANHATTAN MURDER MYSTERY

いいんじゃない?


26年前のアレン作品。つい先日、近作を観たばかりなので、つい比べてしまう。
昔のほうがいいなぁ。
倦怠期を迎えた夫婦の刺激剤が殺人事件という物騒なお話を軽いコメディタッチで描いている。事件のてん末は荒唐無稽にも思えるけど殺人事件の追及自体がメインではないので彼らしいってことで許される、かな。
会話とテンポのよさで、似たようなお話の『アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵』よりは面白い。

1993年/アメリカ映画/1時間47分/カラー/配給:コロンビア トライスター映画

監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン/マーシャル・ブリックマン
製作:ロバート・グリーンハット
製作総指揮:ジャック・ローリンズ/チャールズ・H・ジョフィ
撮影:カルロ・ディ・パルマ
編集:スーザン・E・モース
美術:サント・ロカスト
衣装:ジェフリー・カーランド

出演:ダイアン・キートン/ウディ・アレン/アラン・アルダ/アンジェリカ・ヒューストン/ジェリー・アドラー/ロン・リフキン/リン・コーエン/メラニー・ノリス


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マンマ・ミーア! MAMMA MIA!

いいんじゃない?


ひゃー、勘違いしてた。これって、結婚する娘中心のお話かと思っていたら中年パワー炸裂ミュージカルだったのね!!そういえばメリル・ストリープの名前が1番だった。
ストーリーは「あらまぁ、えぇ?そう」って感じでとても素晴らしいとは言いがたいし、おばちゃんたちのはっちゃけぶりが気恥ずかしく感じることもあったけど、皆おもいっきり歌い踊るのでそういう感覚も次第に吹き飛び清々しくさえ感じられるようになった。
ABBAの音楽は好んで聴くことは無いけど、嫌いじゃない。「ダンシング・クイーン」を女性らが歌い、徐々にその列が長くなるシーンで、全く感動するとか泣けるシーンではないのに何故か涙がボロボロ出てきた自分にものすごく驚いた。

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トム・ハンクス夫妻が製作総指揮に加わっているのはギリシャが舞台だから?
海がとてつもなく青くて、またギリシャに行きたくなった。

2008年/アメリカ映画/1時間48分/カラー/シネマスコープサイズ/ドルビーSRD/配給:東宝東和

監督: フィリダ・ロイド
脚本:キャサリン・ジョンソン
製作:ジュディ・クレーマー/ゲイリー・ゴーツマン
製作総指揮:ベニー・アンダーソン/ビョルン・ウルヴァース/リタ・ウィルソン/トム・ハンクス/マーク・ハッファム

出演:メリル・ストリープ/アマンダ・セイフライド/ピアース・ブロスナン/コリン・ファース/ステラン・スカルスガルド


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マルタのやさしい刺繍 Due Herbstzeitlosen

いいんじゃない?


「どんな時も夢や希望は必要」「一人では無理でも皆で助け合えば大きなパワーが生まれる」「閉鎖的な村の因習を打ち破れ」・・・という映画は数あるけれど、それを80歳のおばあちゃんがやってのける!副題を付けるなら『マルタ 80歳の革命』やね。
意味ありげなおじいちゃんがそれほど重要じゃなかったり、自殺と勘違いして「何故~?」とものすごく疑問に思っていたら心臓発作で亡くなっていたのだったり、演出に「?」な部分もあったけど、緑の美しい風景や生クリームたっぷり(うえって思うけど)のデザートなど本筋以外にも楽しめるところあり。
ベルンの生地屋さんでレースを触って目を輝かせている姿に、幾つになってもこういうものって好きなのだなぁって、嬉しくなり身近に感じた。

2006年/スイス映画/1時間29分/カラー/ヴィスタサイズ/SRD/配給:アルシネラテン

監督: ベティナ・オベルリ

出演:シュテファニー・グラーザー/ハイディ・マリア・グリョスナー/アンネマリー・デュリンガー/モニカ・グブザー


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迷子の警察音楽隊 Bikur Hatizmoret

いいんじゃない?


エジプトの警察音楽隊がイスラエルのある町に招待されてやって来た。しかし迎えは来ず、自力で町まで行くのだけれど、そこは1文字違いの全く違う死んだような町だった。
この作品はその町でのほんの1夜の物語。だけどその1夜が濃密で、観ているうちにちょっぴり嫉妬に似た気持ちになった。なんか、わたしの生活には深い恋(恋に「深い」ってあるのかな・・・)が足りないな、と。彼らの心の交流が羨ましかったのだ。
音楽っていいな。ギクシャクしていた空気がひとつのメロディーで一気に打ち解ける。「世界平和」を声高に叫ばなくてもこんな小さな輪がいくつもいくつも増えていったら壁はいつか消えるんじゃないかなと思わせる。
止まっている画が多くて狙っている感がちょっといただけなかったけど、朴訥として温かい雰囲気は思い出すとじんわりする。


2007年/イスラエル+フランス映画/1時間27分/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーSRD/配給:日活

監督+脚本:エラン・コリリン
撮影:シャイ・ゴールドマン
美術:エイタン・レヴィ
衣装:ドロン・アシュケナジ
音楽:ハビブ・シェハデ・ハンナ

出演:サッソン・ガーベイ/ロニ・エルカベッツ/サーレフ・バクリ/カリファ・ナトゥール/イマド・ジャバリン/ターラク・コプティ/ヒシャム・コウリー/フランソワ・ケル/エヤド・シェティ/シュロミ・アヴラハム/ルビ・モスコヴィッチ/ヒラ・サージョン・フィッシャー/ウリ・ガブリエル/アフヴァ・ケレン



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マダム トゥトゥリ・プトゥリ  Madame Tutli-Putli

よかったぁ

まず人物の描写力に驚いた。仕草、目の動きなど本物の人間かと思うくらいリアル。途中ちらっと見た母も「特殊メイクをした人!?」と思ったらしい。
作品の後にメイキングと作者のインタビューがあった。マダム トゥトゥリ・プトゥリには実在のモデルがいるそうだ。彼らがイメージする人物に合う女性を公募して選ばれた女性を基に作り上げている。だからこその動きなんだなと納得。
列車の中が舞台で、それもやはり、何度も実際列車に乗って動きや感覚などを収集したということだ。
ほんの十数分の作品の裏には莫大な下準備と途方もない撮影期間がある。作品に向かう彼らの姿勢に学ぶことがあった。
2007年/カナダ映画/17分/カラー

監督+脚本:クリス・ラヴィス+マチェック・シェバウスキ

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ジャンル : 映画

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