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宮廷画家ゴヤは見た GOYA'S GHOSTS

よかったぁ


前日観た『ハンサム★スーツ』から一転、重く濃厚な作品。タイトルは『家政婦は見た』みたいでヘンだけど、ゴヤが主人公ではなく彼が描いた少女と神父、対照的な二人が物語の核となっている。
ナタリー演ずる少女イネスが拷問を受けるシーンが映し出された瞬間、異教徒弾圧の不条理を感じて心臓が凍りついた。
舞台は18世紀末から19世紀初頭のスペイン。この後フランス軍がやって来て統治する者の立場が逆転し、またイギリス軍が来て状況は一変する。
茶番劇だと思った。この作品がではなくこの時代が。振り回されるのは市井の人々。
どこの映画紹介でも二人の愛がどうのこうのと書かれていたけど、わたしにはそれはあまり感じられなかった。結局この作品はイネスと神父を中心に激動のスペインを生きた人々、ゴヤが見てきた世界を描いているのだ。ラスト、二人を見つめるゴヤの姿を見ながら、プラドで彼の作品を見た時どうしてこんな暗い絵ばかり描くのだろうと感じた疑問が少し解かれた気がして涙が込み上げた。
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ひとつ気になったのはスペインが舞台なのに主要人物が英語で、なのにエキストラ的人々はスペイン語だったこと。統一してくれ。

2006年/アメリカ映画/1時間54分/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーDTS/配給:ゴー・シネマ

監督:ミロス・フォアマン
脚本:ミロス・フォアマン/ジャン=クロード・カリエール
製作:ソウル・ゼインツ
製作総指揮:ポール・ゼインツ
撮影:ハビエル・アギーレサロベ
編集:アダム・ブーム
美術:パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン
衣装:イヴォンヌ・ブレーク
音楽:ヴァルハン・バウワー

出演:ハビエル・バルデム/ナタリー・ポートマン/ステラン・スカルスガルド/ランディ・クエイド/ホセ・ルイス・ゴメス/ミシェル・ロンズデール/マベル・リベラ


テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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