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ご縁玉 パリから大分へ

いいんじゃない?

人は誰でもいつか死ぬ。それは皆分かっているけど健康な間はほとんど意識しない。本当はどの毎日も一刻一刻もそしてどの出会いも貴重なものなのに、その大切さに気づくのは(いや、身に沁みて感じるのはと言ったほうがいいかもしれない)わが身の人生の終り、または大切な人のそれが近づいてきた時。
エリック=マリアも、もし山ちゃんが癌でなかったら全ての予定をキャンセルして、ついでではなくわざわざ日本に会いに来なかったかもしれない。日本とフランス、すごく離れた土地の人たちが知り合って特別な時間を過ごすというのはやはり縁なんだなって思う。
何億という人たちが同じ地の上にいて、でも知り合うのはその中のほんの一握り。出会っただけで実はもう縁がある。それがどう膨らむかはきっとその人の生き方次第なんだ。
ひとつのドキュメンタリー作品としては、突然エリック=マリアの自分探しの話が入ってちょっと広げすぎかなとか、これからは聖ヨゼフ寮の男の子になるべく会いに行くと山ちゃんが宣言するシーンが唐突に思えたけど、何かを伝えたい気持ちは感じられた。
テクニックは必要だけど「気持ち」は何より大切。エリック=マリアのチェロはとても上手いけど彼が拙い日本語で歌う『ラピュタ』に無性に泣けた。子どもたちが泣いていたのも彼の気持ちが心に触れたからなんだと思う。
これから『天空の城ラピュタ』の歌を聴くと泣きそうだわ。
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この作品を観た1週間後に山ちゃんこと山田泉さんが亡くなられた。
ご冥福をお祈りします。

2007年/映画/1時間12分/カラー/配給:パンドラ

監督+撮影:江口方康
製作統括:上野智男
編集:渡辺政男
音楽:エリック=マリア・クテュリエ

出演:山田泉/エリック=マリア・クテュリエ


テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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