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ある子供 L' ENFANT

いいんじゃない?


ブリュノは恋人ソニアが生んだ我が子を金欲しさに売ってしまう。
男性は自分から子どもが生まれるわけではないのでなかなか実感が湧かないのは分かるが、あまりにも軽率であまりにも無知だ。彼は体ばかりが大きくなって精神はまだ子どもなのだ。ソニアとじゃれあっている姿を見るとまるで小中学生のようだもの。
定職には就かず盗みで稼いでいるが根っからの悪とか性根が腐っている訳ではなく、上記のように大人の人間としての自覚が欠落しているのだ。
ブリュノが母親に会いに行くシーンで彼の育った環境を伺い知ることが出来る。いわゆる恵まれた家庭環境ではなく、親からの愛情も不足していたのだろう。それが彼のような愚か者を作ったのだ。
しかしこの作品は性善説や性悪説を唱えているのでも環境が人をダメにするということを訴えているわけでもない。
自分で気づいて行動する。自分を救えるのは自覚することなのだということを非常にシンプルに説き、彼の目覚めの瞬間で幕を下ろす。

2005年/ベルギー+フランス映画/1時間35分/カラー/配給:ビターズ・エンド

監督+脚本: ジャン=ピエール・ダルデンヌ+リュック・ダルデンヌ
製作:ジャン・ピエール・ダルデンヌ/リュック・ダルデンヌ/デニス・フレイド
撮影: アラン・マルコァン
編集:マリー・エレーヌ・ドゾ
美術: イゴール・ガブリエル
衣装: モニク・パレール

出演:ジェレミー・レニエ/デボラ・フランソワ/オリヴィエ・グルメ/ファブリツィオ・ロンジョーネ/ジェレミー・スガール/ステファーヌ・ビソ


テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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