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潜水服は蝶の夢を見る LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON

いいんじゃない?


2日前にドキュメンタリーフィルムを見ていたのでジャン=ドーがどういう人物でどういう常態かある程度把握していたのでこの映画にもすんなり入っていけたが、いきなり彼目線から始まるのである程度の予備知識がないとちょっと意味がわからないかもしれない。
一緒に見ていた妹はもっと感動作であることを期待していたのか、アーティスティックな映像と淡々とした流れに退屈したのか、単に疲れていただけなのか、途中で眠ってしまっていた。

意識ははっきりしているのに片目しか動かすことができないなんて恐ろしく絶望的なことだと思うが、タイトル通り固まった肉体に押し込められたかに思える精神は、蝶のように自由に舞ってみせる。
本を書くために伝える側も書きとめる側もものすごい忍耐力が必要だったと思われるが、それを成し終え、夢だった出版を果たした。

自由にどこへでも行ける体があり喋る口があっても、それをできないと思う気持ちが強ければないのと同じ。物理的に不可能なことがあるにしても、精神の自由というものは何物にも勝る力なのだ。


エンディングロールの氷山崩壊の逆回転映像がものすごく印象的だった。崩れるのは「永遠に続くと思っていたものに突然訪れた絶望」だと解釈したが、その逆はどういう意図で用いたのだろうか。

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2007年/フランス+アメリカ映画/1時間52分/カラー/配給:アスミック・エース エンタテインメント

監督:ジュリアン・シュナーベル
脚本:ロナルド・ハーウッド
原作:ジャン=ドミニク・ボービー
製作総指揮:ピエール・グリュンステイン/ジム・レムリー
製作:キャスリーン・ケネディ/ジョン・キリク
撮影:ヤヌス・カミンスキー
美術:ミッシェル・エリック/ローラン・オット
音楽:ポール・カンテロン

出演:マチュー・アマルリック/マリー=ジョゼ・クローズ/マックス・フォン・シドー/エマニュエル・セニエ/アンヌ・コンシニ/マリナ・ハンズ/パトリック・シェネ/オラツ・ロペス・ヘルメンディア/ジャン=ピエール・カッセル/イザック・ド・バンコレ/エマ・ド・コーヌ/ニエル・アレストリュプ/ジャン=フィリップ・エコフィ/ジェラルド・ワトキンズ/ニコラ・ル・リシュ/フランソワ・ドゥレヴ/アンヌ・アルヴァロ/フランソワ・ルブラン/ジヌディーヌ・スアレム/アガト・ド・ラ・フォンテーヌ/フランク・ヴィクトール/ロール・ド・クレモン/テオ・サンペオ/フィオレラ・カンパネラ


テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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